僕がビジネスを始めようと思った時に、まず心に決めたことがあって、それは「とりあえず頑張る」ということです。
思うに人が後悔をする時って「もっと頑張れたのに頑張れなかった」と自覚できてしまう時であり、そうなると自己否定マインドが強くなったり、あるいは自分を正当化するために他者否定をしてしまったりして、自ずと自己評価も他者評価も下がっていってしまうんですよね。
当時は特に目標とかはなく(年収1000万円くらいはいけたら最高だなとは思ってました)、完全にコミュニティの仲間やメンターに引っ張られてここまで来た感じですが、ただ「後悔しないように頑張る」ということだけは心に決めていました。
色んな人のお悩みを聞いていても「頑張ったことがない」とか「途中で何かを投げ出しがち」ということが、ずっと心を蝕んでいるという事例は多々ありますし、逆に「何かを真剣に頑張ったことがある」という人は、やっぱり自己肯定感もそれなりに高かったりするものです。
何を隠そう僕も10代後半あたりは「何をやっても頑張れない病」みたいになってしまい、大学受験は1年間だけ死ぬ気で頑張れましたが、大学に入ってから頑張るという習慣がなくなってしまうと、また嘘みたいに逆戻りでした。
多分「自分は変われた…!」と思っても、変わろうとすることをずっと継続していかないと、また元の自分に引き戻されてしまうんでしょうね。ステージが上がったら、そのステージに居続けるための土台作りをしないといけないんです。
それで、自分が頑張れていない時って、頑張ってる人をちょっと小馬鹿にしたりじゃないですけど、周りを自分のレベルまで下げるとか、「他者批評できる自分」になることで周りと同等のステージにいるんだと錯覚したり、「すごい人を引き摺り下ろす」みたいな感じでマウンティングもしちゃいがちになるんですよね。
ただ、それでは本当に虚しくなるだけだし、結果として自分は何も変わらないんだと、ちょっとして気がつきました。
だからこそですね。
ビジネスは頑張るだけじゃ意味がないとよく言われますが、人生単位でみると「やり切った…!」と思えるほどに頑張るというのはめちゃくちゃ意味があることだと思うし、なんだかんだで幸福度は上がるんじゃないかと思います。
もちろん抜くときは抜くことはすごい大事ですけどね。
特に「今まで何かを頑張ってこれなかった」という人ほど、ここで頑張ったという経験、そこから得られる成功体験を掴んでほしいなと思います。
個人規模のインターネットビジネスって他のフィールドに比べて、遥かに頑張りが報われやすいですし、何より得られるものも大きく、自分の価値を高めることに直結しますからね!
迷ったり疲れた時こそ「とりあえず頑張る!」って割り切るシンプルさって素敵だと思います。