よく「自分にしかできないことをしたい!」という声を頂くことがあります。
会社員時代の僕もそんな節がありましたが「自分にしかできない仕事をしたい」とか「自分じゃなくてもいい仕事はしたくない」とかそういう気持ちを持つ人は多いですよね。
実際に「自分が自分らしくいられること」で人は幸せになれるものだと思いますし、そのために「自分じゃないとダメな働き方」を追求するのは素敵なことです。
ただ、やっぱり周りを見ていても思うのは、自分らしく働いている人って「誰がやっても同じこと」を誰よりも真剣にハードに取り組んでいるんですよね。
その結果としてオンリーワンの存在になっていくのではないでしょうか。
例えば、スポーツなんかはどの選手もやることは同じですよね。
バッターボックスに入り、投手から放たれたボールを打ち返し、攻撃の番が終わったらベンチに戻り、今度は守備につく。
そのルーティンはどんな選手だろうと同じなわけですが、その「誰もがやること」に対して、どう取り組むかによって結果は変わってくるし、自ずとオンリーワンな存在になっていきます。
その点でいうと、イチローがいなくても、松島幸太郎がいなくても、本田圭佑がいなくても、チームは普通に回っていくわけです。
Mr.Childrenがいなくても、スピッツがいなくても、宇多田ヒカルがいなくても、人々は違うアーティストの曲を聴いて日常を過ごすと考えれば、スポーツ選手やアーティストなどオンリーワンな存在と思われがちな職業に就いている人であっても、きっと代替可能な存在なのでしょう。
ただ、自分のやることを突き詰めていくことで、見える世界は絶対に変わっていくし、オンリーワンな存在へと変わっていくのではないでしょうか。
僕らがやっていくビジネスもそうで、ブログを書くとか情報発信するとか、コンテンツを販売するとか、やっていること単位で見れば、それらは「誰にでもできること」かもしれません。
ただ、その過程でクオリティを上げる努力をするとか、自分らしく取り組んでみるとか、誰よりも結果を出してみようとするとか、インテンシティの高い取り組み方をすることで、次第に代替不可能な働き方になっていくのではないかと。
ミクロな話をすると、トレンドブログを書くことは誰にでもできることですが、それで毎月100万円以上の成果を出した人は、やっぱり他の実践者には見えない世界が見えているわけですし、有さない知識や感覚を有するようになるわけですね。
情報発信でもそうです。僕自身も長く続けてきた分だけ経験値も身についたし、何よりDL1期とかの時代よりも遥かに成長したなと実感しています。
どんなフィールドでも、突き抜けた人だけが見れる世界、高いところからしか見えない世界っていうのは絶対にあると思います。
そして、結果的に「自分しかできない仕事」をしている人ほど、誰でもできることを誰よりも遥かに高いレベルで取り組んでいるものです。
また、この辺の続きはどっかで話していきます!