#PROコラム020
【個人ビジネスと参入障壁の話】
このグループには「トレンドの実績を元に情報発信!」って方が多いと思うので、その視点で「トレンドに取り組む意義」を情報発信ビジネス的な切り口から書いていきます。
ぜひ思考の整理にお役立てください。(その他のビジネスやられてる方も勉強になるはずです)
まず今の時代において最強のビジネスモデルとは何かと言ったら、間違いなく情報販売(コンテンツビジネス)ですよね。
原価がない、在庫もない、商品の複製コストも掛からなければ、輸送コストも掛からない。オンライン完結にすれば、大量生産大量販売が可能(コンサルとか自分でやる場合は別ですが)で、まぁ最強です。
情報販売の中でも参入ジャンルとして美味しいのは、やはり需要がある4つの要素(お金、健康、コミュニケーション、スピ)に関わってくるもので、「お金を稼ぐ(収入を増やす、副業をする)」という領域は非常に手堅いジャンルです。
さて、ここまで来たら「参入障壁」という概念を考えるべきですが、みなさんは参入障壁が高いビジネスと低いビジネス、どっちが良いと思いますか?
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僕は「参入障壁が高いビジネス」の方が良いと思っています。
意外に思われるかもしれませんが、普通にシンプルに考えてみてください。
参入障壁が高いということはライバルが入ってこない(入ってきても成功できない)ということになるので、そこで自分がポジションを作ることができれば、まぁ一人勝ち状態が続きやすくなるわけですね。
ただ「マネタイズ系の情報販売」という観点で考えると、販売していくコンテンツは「参入障壁が低い」ものでないと、あんまり意味がありません。
なぜなら「大量生産・大量販売できる」という情報販売の魅力を生かすためには、売り物が「参入障壁が高いもの」だったら意味がなくないからです。
みんながやれるもの、みんなが結果を出せるもの(LTV的なことも考えて)であるからこそ、顧客が増えて、結果を出す人も増えて、リピーターが増えたり口コミが広まるわけですから、取扱商材は参入障壁が低く、汎用性が高いものの方が好ましいですね。
ブログだと特化ブログもありますが、特化は一般的なウケはいいですが、いきなり初心者がお金稼ぎのためにやるのは難しいところもありますし、多くのジャンルにおいて、企業ドメインがひしめいていて個人ブログに勝ち目はない…という状況にもなっています。
YouTubeはちょっと手を出しかけましたが、外注費的にも難易度的にも、ブログと比べるとやはりハードルが高いので、その点でいうとトレンドをプッシュしていくのは、マーケティング的にすごく意味のあることですね。
あとは物販とか、今だとインスタからのアフィリとかもポツポツ流行ってますけどね。
さて、先ほど「参入障壁が高いビジネスの方がいい」と言いましたが、参入障壁の低い商材を扱った情報ビジネスで売上を作ることができれば、キャッシュという大きな武器が手に入ります。
その武器を使えば、参入障壁が高そうなビジネスも、レベルを低下させることができます。
YUMEさんが中古ドメインを買って外注化しながら特化ブログを育てているのもそうですし、僕がキャッシュで不動産一棟を購入して家賃収入を得たり、ShopifyでECサイト作ったりしているのもそうです。
キャッシュの余裕があれば、心の余裕を持って新規事業に取り組むこともできます。心の余裕があると失敗を受け入れやすくなりますし、トライアンドエラーにも積極的になれます。
マンションの空室がなかなか埋まらなくても、仕入れた在庫がなかなか捌けなくても、そこまで精神的なダメージもないしキャッシュフロー的なダメージもないのです。
余裕があることで、頭もちゃんと動くようになりますし、そもそも使えるキャッシュが多いことで、投資の回収も早くなります。
ということで!
ビジネスで長期的に成功していくためには、「参入障壁が低いビジネス」を活用しながら確実にキャッシュを作り、「参入障壁が高いビジネス」のハードルを下げて、そっちでポジションを作っていくことが大事だよという話でした。
トレンドから情報発信って人は多いと思いますが、ぜひ考え方の整理にお役立ていただければ幸いです。
感想もお待ちしてます!