「量か質か」
といった議論はあらゆるフィールドで盛んに取り上げられますが、ビジネスの世界でも同じで、当然ながら最終的には質の高いコンテンツを世に出していったり、価値のあるアクションを起こせる人が成功していくものです。
ただ「質」という目に見えない概念に縛られすぎて行動量が減ってしまっては本末転倒でして、そもそも最初から「完璧な質」を求めるのは非現実的です。
量質転化という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、量をこなしていく過程で、だんだんと質も上がっていくので、特に初心者のうちは「量を意識する」のでも全然いいと思います。
…ただ、こういう話をすると、
「わかりました!ひとまず質は気にしないで、量をこなしまくります!」
という考えになっちゃう人もいるかもしれませんが、それはそれでちょっと行き過ぎです(笑)
質を全く気にしないで(質の良い作業をしようという意識を捨てて)、量だけこなしていても、特に何も起こりませんし、ブログSEOの場合は「質の悪い記事」を量産することで、SEOに悪影響が及ぶ場合もあります。
それに、例えば、教材を全く読まずに自己流で記事を書きまくったり、メルマガを書きまくったりしていても、それで結果が出るわけでもないですし、そもそもの話としてあんまり成長できません。
だからこそ、大事なことは「今の自分に最大限できるレベルで質が伴った作業をする」ということですね。
それにいつだって、なんだかんだで行動量が多い人は圧倒的なスピードで成長していくものです。
「初めてのコミュニティ物語」で紹介したTさんなんかはまさにその典型例ですね!
人は悩もうと思えばいくらでも悩めますし、考えようと思えばいくらでも考えられる生き物です。
そして、それを「行動しないこと」の言い訳にだっていくらでもできちゃいます。
恐ろしいことに、「悩むこと」ってすごく高尚なことのように錯覚しちゃいますし、1日ずっと悩んでいるだけでも「ビジネス頑張った!」って思えちゃいますからね。
まずは自分にできるだけのレベルの質で行動を起こしまくっていって、あとは添削やコンサルを活用しながら、よかった部分をそのままに、できていない部分は改善していく。
そのスピード感および「DCAP」のマインドは本当に重要です。
例えば、今も紫苑さんやAyakaさんはステップメールだったり、読者さんからの返信への対応方法だったりを毎日のレベルで添削にきていますが、そのスピード感で学びと実践を繰り返していけば、成長が勝手に加速していきますよね。
一人で悩むことが悪いとは言いませんが、果たしてそれが目標達成するためのベストな選択なのかというと、そうと言えないことの方が多いはずです。
ということで、量質転化の考え方を大事にして、まずは行動を起こしてフィードバックをもらうことの優先度を上げていきましょう!