こんにちは、ノジーです。
知ってる人も多いかもしれませんが、
去年の夏くらいから新しい試みとして
「自動化」の仕組みづくりに精を出しています。
「自動化」
ほど定義が曖昧な言葉はあんまりなくて、
みんな色んな情報発信者が、
思い思いの感覚で「自動化自動化」と
あちらこちらで言ってるのが現状ですね。
僕が元々考えていたのは、
ステップメールで教材を売ることでした。
1on1の個別コンサルティングが
一番高単価が取れるので、
売上的には一番大きくなります。
(だから皆さんにお薦めしてます)
ただ僕の場合は、
年に1回プロモーションをすることで、
だいたい100人前後の方が入ってきて、
キャパシティの問題から
それ以上の顧客を獲得することが
非常に困難になる…
というのがここ数年の現状でした。
それを打破するために、
JVをしてみたり、
信頼できる仲間に仕事を振ってみたりと
色々な手を尽くしてみましたが、
そろそろ本格的に
高単価商材以外の商材を作って
販売する仕組みを作らなきゃなーと
一念発起したのが去年の春~夏のことでした。
◆誰も教えてくれない「自動化」の闇
ネット検索をしたり、
SNSで流れてくる広告に触れると、
「自動化」
をUSPにして押し出している
起業家さんはたくさんいますよね。
(僕の知り合いもかなりいます)
ただ、
実際には自動化でも何でもないのに、
自動化と銘打って綺麗な言葉を並べ立てて
反応を取ろうとしている人は
驚くほどたくさんいるのが現実です。
なぜなら「自動化」というコピーは
多くの人に刺さる魔法の言葉だからですね。
例えば…、
実際に自動化しているのは集客だけで、
セールスはZoomクロージングで
時間と労力をかなり費やしているケース。
ステップメールやLステップで
販売までの導線は整えられているけど、
売り物はコンサルなど
自動化とは程遠いケース。
自分自身は何も働かない状況が作れているけど
その分スタッフだけが馬車馬のように
めちゃくちゃ働いているケース。
などなど。
「それを自動化と呼んでいいの!?」
と突っ込みたくなるような話がほとんどです(笑)
自動化を売りにしている
とある起業家さんとお酒を飲んだ時、
泥酔したその人が
「zoomクロージングに疲れて病みそうだ」
と愚痴をこぼしているのを目の当たりにし、
なんて哀しいコメディだろうと
ものすごく複雑な気持ちになりました。
◆手動が悪いわけではない。
一つお伝えしておくと、
決して手動が悪いわけではありません。
ビジネスにおいて
手動の成分を強くすればするほど、
より高単価が取れやすくなったり、
より差別化ができやすくなったり、
より価値を感じてもらいやすくなったり、
ビジネス的にプラスになることが
とにかく多いのもまた事実です。
それこそ、
・教材だけを売る
・コンサルやサービスもつけて売る
どちらがシンプルに売れやすいのか、
どちらが高単価になりやすいのか
を考えていただくと一目瞭然でしょう。
だからこそ、
キャッシュが少なくて、
ビジネスの実績に乏しい時期は
ちゃんと手動の要素を強くして
ビジネスを進めていくことをお薦めします。
NSのPROコースでも
「まずはバックエンドから作ろう!」
という話は繰り返させてもらってますね。
ただ、
「バックエンドから作る」というのは
「フロントエンドもちゃんと後で作る」のが
前提となっているべきだと思いますし、
ずーっと高単価コンサルばかり売り続けていると
どこかで限界を迎えてしまう可能性もあります。
◆高単価コンサルで「無理」をしすぎると…
それなりに高単価のコンサルやコーチング、
あるいは作業代行で売れるようになると、
段々と感覚も麻痺してきます。
それこそ単価50万円の商材を売るとしたら
月に3件売れたら売上は150万円です。
仮に広告費等で30万円の経費を使ったとしても
利益で120万円が残ることになりますね。
すると、
もっと売れたいから
ガンガンコンサルを売りまくろう
という思考が強くなりますし、
前月よりも少しでも収益を減らしたくない
という気持ちも段々と膨らんでくるでしょう。
で、知らず知らずのうちに
キャパオーバーとなってしまって、
精神的にも肉体的にもパンクしてしまったり
サービスの質が次第に下がってしまったり
自分の成長ができなくなってしまったり
といったことが原因で
ビジネスのフィールドから脱落してしまう
みたいなケースも考えられちゃうわけですね。
というわけで、
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まずは高単価の商材を売れるようにする。
その商材は手動の要素を大きくしていって
出来るだけの価値提供をできるようにする。
ただそういう商材の場合、
当然キャパシティには上限がある。
だからキャパを超えそうになったら、
より低単価なフロントエンドを作って、
ファネルを作る意識に切り替える。
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みたいな流れが個人ビジネスの
マーケティング的に
最も美しいんじゃないかなって思ってます。
「情報発信で月収100万円!」
とか
「プロモーションで売上3000万円!」
というのはビジネスのステージ的には、
まだ、ほんの最初の段階です。
そこで得られたキャッシュを使って
自動化のファネルを構築していくことで
本当の安定や自由が待っている。
そう僕は確信しています。
「物語」って言いつつ、
前提の解説みたいな内容になっちゃいましたが、
世の中で言われてる「自動化」って
実際には手をめっちゃ動かしている
「なんちゃって自動化」であることが
9割と言っても過言ではないです。
もちろん手を動かすのは
何も悪いことじゃないんだけど、
どうせなら、
集客~教育~販売~価値提供~
アップセル(or ダウンセル or クロスセル)
までの流れを完全自動化していって
(もちろん決済や納品も全部)
その上で手動の要素を入れていった方が
遥かに効率も良くなるし、
スムーズに稼げるんじゃないかなってことは
今日の講座でわかっていただけたら。
ようやく1年がかりで
新しい仕組みのローンチが
できるくらいまで進められましたが、
これから僕たちも「自動化の人」的な
感じでポジショニングしていきながら、
それぞれが細部のスキルや知識の
専門性をどんどん高めていこうかなって
計画をしています。
ちょうど今だと、
YUIKOさんやSapikoさんが
同じように仕組みづくりをされていて
これから直哉さんとかも
プロモが終わったら本格的に
やっていくと思うんですけど、
「もっと自由になるためのビジネス」
を僕たちもガンガン教えていけるように
まずは自分たちがプレイヤーとして
ファネル設計を頑張っていこうかなと。
ということで、
自動化物語の第一話でした!
また評判が良ければシリーズ化して
お届けしていこうかなと思います。
ではでは。
感想もお待ちしています。