情報発信のコンサルでよく質問いただくことの一つに
「何を伝えたら良いですかね?」
というメッセージの内容に関する質問があります。
これに対して私が何をお伝えしているか、こちらでもシェアしておきますね。
あらゆるコンテンツを作っていく上で、常に意識してほしいのが
「情報の階層」
です。情報には階層があります。
で、よく伝わらない発信、成約率や登録率が低い発信というのはこの「伝えるべき情報」の階層選びを間違ってしまっている例が多いです。
例えば毎度おなじみRIZAPを例にお話しますね。
RIZAPのサービスを伝える情報にはどんな階層があるかというと
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浅い情報:
RIZAPはパーソナルトレーニングジム
結果にコミット
みんな短期間でめっちゃ痩せる
↓
深い情報:
筋肉を維持・増量するための無酸素運動
導入期・シェイプアップ期・維持期の3つの期間
1回50分、週2回
超回復に必要な時間を考慮してスケジュール作成
料金:2ヶ月298,000円
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例えばこんな感じです。
この「浅い情報」「深い情報」の間に中間の情報もありますね。
で、こんな感じで情報に階層があるように、読者の心理にも階層があるということを理解しておくと伝えるべき情報選びがグンと楽になります。
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浅い読者:
なんか良さそう
なんか気になる
思わずクリックしちゃった
興味本位
↓
深い読者:
めちゃくちゃ引き込まれた
もっと知りたい
具体的には?
購入したいから情報教えて!
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こんな感じですね。
多くの人がやってしまいがちなのが、まだまだ自分や自分のサービスに対して浅い心理状態の読者に対して、最深部にあるようなサービスの情報を提供してしまうことです。
例えば広告を見て興味本位やなんとなーく自分のサイトやLPにやってきた読者に、
ブログで100万稼ぐには◯万PV必要なんです!
だからトレンド以外ありえないんです!
僕は◯◯というネタで1日◯万PV集めました!
って情報を伝えても、読者の心理階層と情報の階層が全然マッチしていませんよね?
まだまだ浅い所にいる読者には、同じく浅い層の情報
つまり、全体感がイメージできるとか、その分野に詳しくない人が聞いても一瞬で理解できる内容を伝える、
といったことが必要です。
逆に深い層にいる読者に上記のような概念的、一般論を伝えてしまっては「物足りなさ」「確信につながらない」となってしまって離脱されてしまいます。
コミュニケーションプランやジャーニーのどこにいる読者か=読者の心理的な階層をきちんと理解して、必ず同じレイヤーの情報を伝えるよう意識してみてください。