検索者に評価される記事作成のポイント

Googleに評価される、
いわゆる「ハード」的な側面の記事作成ポイントと共に、
検索者に評価される「ソフト」的な記事作成のポイントもマスターしましょう。

検索エンジンの評価というもの、
突き詰めれば「検索者が評価するコンテンツ」を評価しているに過ぎません。

コンテンツ評価を決めるのは結局のところ検索者なのです。

これまで検索者のジャーニーに沿って、
各ステップのポイントを解説してきた理由もそこにあります。

検索者に喜ばれる記事が最強のコンテンツです。

記事の本質とは「知恵袋」である

繰り返しになりますが、
記事へのアクセスは検索エンジンからやって来る、
ということは我々の顧客・クライアントは「検索者」です。

では検索者とは何か?

それは『何かを知りたいと思って調べている人』に他なりません。

疑問や興味関心、気になることがあるから、
ネットを開き検索窓にキーワードを打ち込んでいる。

これがあなたのブログにお金を生み出してくれる人たちの正体です。

何かを知りたいと思って調べている人に、
自分のサイトに来てもらうためには何をしたら良いか?

答えは至極シンプルで、

その疑問や知りたいことに答えてあげる

これだけです。

「人生 変えたい」という検索キーワードを狙うなら、
人生を変える方法を教えてあげる。

「ブログ 初心者 始め方」を狙うなら、
初心者に向けてブログの始め方のステップを教えてあげる。

「桐谷美玲 三浦翔平 馴れ初め」を狙うなら、
桐谷美玲と三浦翔平の馴れ初めについて教えてあげる。

たったこれだけの話なのです。

価値提供とか、オリジナリティとか、色々な言葉に気を取られて
この原理原則を忘れてはいけません。

記事とは検索者にとっての知恵袋、
つまり検索者の知りたいことが書かれたもの。

この基本を常に念頭においてください。

記事作成のポイントは正直ここに集約されるくらい、めっっっちゃくちゃ大事なポイントだよ。
YUME
YUME

1.検索内容に早く答える

その上で、どんな視点で検索者の疑問に答えていけば、
検索者の満足度が高くなるのかを理解していきましょう。

まずは検索者が知りたい内容に、
なるべく早いタイミングで答えてあげることです。

例えば「櫻井翔 歴代彼女」という検索キーワードを狙った記事の見出し構成。

悪い例
1.櫻井翔のプロフィール
2.櫻井翔の文春報道まとめ
3.櫻井翔の女性のタイプは?
4.櫻井翔の歴代彼女を紹介

あなたが「櫻井翔 歴代彼女」と検索して、
この記事に辿り着いたとしたらどうでしょうか?

間違いなく見出し2を読み始めた辺りで離脱します。

というか、もくじを見た時点で離脱するでしょう。

初心者くん
初心者くん
わかるわ〜。スマホで何スクロールしても、
一向に知りたい情報に辿り着かない記事とか、マジ最

実際に体感してみたい人はこの記事を読んでみてください。

めちゃくちゃイライラしたんじゃないでしょうか?

3ページ目までたどり着かないと、タイトルにある
「あんないるのに「カラス」の死骸を見ないワケ」の答えが
でてこないんですねw

「櫻井翔 歴代彼女」と検索している人には、
とにかく早く「櫻井翔 歴代彼女」の情報を提供してあげる。

お寿司が食べたい人に、
お茶→サラダ→酢の物を出してやっと寿司を出した所で
満足度は高くなるでしょうか?

一口お茶を飲んだらすぐお寿司を出してあげなくては、
寿司屋に来た意味はありません。

2.検索内容以外のことで価値を膨らまそうとしない

そして検索者がその記事に満足するかどうかは、
知りたいことが

  • どれだけ分かりやすく
  • 詳しく
  • 自分も知らなかったような情報とともに

書かれているかどうかによって決まります。

大切なのは「知りたいこと」の情報のわかりやすさであり、
深度であり、ボリュームです。

あなたの記事は狙ったキーワードの情報が一番多く提供できていますか?

「人生 変えたい」という検索キーワードを狙っているのに、
「人生とは」について一番多く語っていませんか?

「ブログ 初心者 始め方」を狙っているのに、
始め方よりもブログで稼げる未来について一番多く語っていませんか?

「櫻井翔 歴代彼女」を狙っているのに、こんな記事構成だったらどうでしょう?

悪い例
1.櫻井翔のプロフィール
 1-1 櫻井翔はお坊ちゃま!父親は官僚!
 1-2 小学校卒業から大学まで
 1-3 デビューのきっかけは?
 1-4 嵐に入ってからの活動歴
2.櫻井翔の歴代彼女を紹介
 2-1 A子
 2-2 B子

こうやって客観的に見たら「自分はこんなことしないよ」
と思う人は多いかも知れませんが、
ブログ歴が長い人でもこれと同じような事をやっている人は本当に多いです。

あなたが寿司屋なら、お客様には「お寿司」で満足して貰う必要があります。

客が求めていない、カレーやプリン、ステーキで
ボリューム感を出した所で客は満足しません。

それどころかそんな寿司屋には二度と行かないでしょう。

初心者くん
初心者くん
そんな店行ったらめっちゃ損した気分になるよな〜

検索キーワードにピンポイントに的を絞って、
分かりやすく、詳しく、深く書くことが重要なのです。

良い例
1.櫻井翔のプロフィール
2.櫻井翔の歴代彼女を紹介
 2-1 200X年0月〜 A子
  2-1-1 A子との出会いのきっかけは?
  2-1-2 A子との交際期間は?
  2-1-3 A子との破局時期や破局理由は?
 2-2 200X年0月〜 B子
  以下同…

3.その他大勢と同じでは読まれない

あなたが何かについて検索する時の事を思い浮かべてみてください。

どんなくだらない検索内容であろうと、
人生に関わる深刻な検索内容であろうと、
きっと複数のサイトの記事に目を通しているはずです。

「人生変えたい」と検索したら、
上位に表示されている記事の中から記事なるタイトルのものを
いくつかパーーっと目を通す。

「櫻井翔 歴代彼女」と検索しても同じです。

検索者とは「ネットサーファー」であり、
検索者にとってあなたの記事とはその他大勢の1つに過ぎません。

検索者はあなたの記事を読まなくてはいけない理由など無いのです。

ではその時に、

この記事良いィィィィィィ!!

と、ついつい手を止めて読み込んでしまう記事とはどんな記事でしょうか?

きっとこんな時だと思います。

  • Aの記事にも、Bの記事にも載っていない情報がある
  • AよりもBよりも詳しく書いてある

他のサイトには載っていない情報がある

記事っていくつか目を通してみると、
大抵みーーーーんな同じような情報しか書いてありません。

特にトレンドサイトで扱うようなエンタメ記事なんかは、
コピー記事ですか??
と思うくらい皆が皆おなじ情報しか書いていません。

例えば、櫻井翔が女子大生と付き合っていると文春報道が出た時、
巷のトレンドサイトがこぞって、

A:櫻井翔に文春砲!新彼女はミスコン女王の女子大生!

と記事を書きました。

皆きちんと文春の報道に目を通すことも無く、
他のサイトを参考にして「櫻井翔が女子大生と付き合っているらしい」
と書いたのです。

ですが、ここでもしあなたがきちんとあの文春の報道に目を通し、
インタビュー動画や文春の記事を読み込んだのなら、

B:櫻井翔が否定!新彼女はミスコン女王の女子大生ではなかった!

といった記事が書けるはずです。

Aと同じようなタイトルが検索結果上にあふれる中で、
Bという新しい情報が書かれている記事があれば優先的に目を通すでしょう。

これはGoogleに評価される記事のポイント、とも同じです。

他の記事よりも詳しく書いてある

そしてもう一つのポイントは前述の通り、情報の深度です。

知りたい情報が詳しく書いてある記事ほど、
検索者は手を止めて読む価値を感じてくれます。

満足度が低い記事
櫻井翔の歴代彼女を紹介!
1 A子
2 B子
3 C子
満足度が高い記事
櫻井翔の歴代彼女を紹介!
1 200X年0月〜 A子

  1-1 A子との出会いのきっかけは?
  1-2 A子との交際期間は?
  1-3 A子との破局時期や破局理由は?
 2 200X年0月〜 B子
  以下同…
初心者くん
初心者くん
たまーに「え!!?もう終わりなの???」って記事あるよなぁ。
めっちゃ損した気分になるやつ。
そういうしょーもない記事は例え上位表示できたとしても、
すぐに順位が下がっていくよ。

記事とは『娯楽』である

そしてコンテンツ「内容」に関してだけでなく、
忘れてはいけないのは「読み物」としての
読みやすさやパット見で与える印象。

特別な学術記事やあなたが価値ある発信者でない限り、
検索者にとってあなたは「その他大勢の選択肢の1つ」にしか過ぎません。

検索エンジン上にはあなた以外にも、
検索者が知りたい情報を提供しているサイトはゴマンとあるのです。

つまり、読みづらさなどのストレスを感じてまで、
あなたの記事を最後まで読んでくれる人はまずいません。

特にトレンドサイトで取り上げるような記事であればなおさらです。

検索やネットサーフィンというのは暇つぶし、娯楽の1つなのです。

1.人間とは文字を読みたくない生き物である

そんな前提にたった時、我々はこの事実を忘れてはいけません。

人は基本的に文字を読みたくない生き物である、
ということです。

広辞苑や百科事典を開いて「ワクワクする」という人は
あまりいないのではないでしょうか。

人は文字の塊に心理的なバリアを感じます。

だからといってコンテンツのボリュームを減らしてしまっては、
価値あるコンテンツにはなりませんよね。

我々がすべきなのは文字量を減らすことではなく、
文字の塊を減らすことです。

例えば10行以上文字が続いたら必ず画像を挟んで、
文字の「塊」を分断する。

小見出しを増やして見やすく情報を分類してあげるのも良いでしょう。

情報量は多いけれど、
楽しくサクサク読み進められるという状況を演出してあげる必要があります。

2.ネットメディアに独特の「改行」の頻度

楽しくサクサク読み進めてもらうために、
もう1つ心得ておいて欲しいのが「改行」です。

ウェブメディアならではの読みやすい文章のコツは
とにかく改行をきちんと使っていくことです。

基本的には1文、どんなに多くても2〜3文で
必ず改行をするようにしてください。

ブログ記事の作成に慣れていない方は、
「そんなに頻繁に改行するの!???」と思われるはずです。

でもこちらの文章を読み比べてみてください↓

左は2文ごとに改行、右は1文ごとに改行したものです。

圧倒的に右のほうが読みやすく無いですか??

最初の頃はちょっと改行し過ぎかもと感じる位で問題無いので、
改行は積極的に使いましょう。

3.平べったい文章は読まれない

そしてサクサク・ストレス無く読み進めてもらうためには、
文章の抑揚・緩急が大切です。

コピーライティングでこれを演出できれば最高なのですが、
まだ記事の書き方になれない初心者の方には
もっと簡単に文章に抑揚を付ける方法があります。

それは文字装飾です。

大切なところは文字の大きさや色を変えるなどして文章にメリハリをつける

これだけでグッと文章が読みやすくなります。

同じサイズの黒い文字がひたすらに続く文章は、
読み進めるのにストレスを感じやすく離脱される可能性が高い
という事を覚えておきましょう!

結局のところ大切なことは…

ということで私が実践している読者に離脱されない
ブログの記事構成と記事の書き方のコツを紹介してきました。

ですがこれらはどれも秘伝のノウハウでも何でもありません。

単純に読者の立場に立って考えたら当たり前の事をしているだけです。

これからブログ収益化を目指して記事の量産に取り組む方は、
1記事にかける時間も手間も極力減らしたいのが本音かもしれません。

でもいくら沢山の記事を書いたところで、
読者に読み進めてもらえなかったら何の意味も無いんです。

ですので、

・記事を書いたら必ず自分で全体を読み直してみる

・読み進めてストレスを感じるところが無いかチェックする

これ位の『あと一手間』は惜しまずにやりましょう!

その積み重ねがあなたの記事、さらにはブログ全体を強くして、
集客・収入に繋がっていきますよ。