
私が運営していたトレンドサイトや、
これまでコンサル生さんに実践してもらった結果、
高確率でクリック率2%以上を維持しているアドセンスの配置について解説します。
※もちろんCTRは諸条件によって変わるので、必ずしも2%をキープできる訳ではありません。
高クリック率をキープする広告配置
こちらが高クリック率をキープする広告配置例です。
広告ユニットは2種類を使い分けます。
リンクユニット(上の図の青色の箇所)を2箇所、
レスポンシブを3箇所(同オレンジ・文字量により増減)挿入します。
詳細は以下のとおりです。
1.リンクユニット
アイキャッチ画像の直下と、
サイドバーのTOPにはリンクユニット広告を設置します。
リンクユニットとはこのような広告↓
読者の関心のあるトピックが選択肢として表示され、
- いずれかの選択肢をクリックすると広告表示
- その広告をクリックすると報酬発生
と、報酬発生までに2ステップが必要となる広告ユニットです。
一瞬見ただけだと広告に見えないためか、
クリック率が高いのが特徴です。
2.レスポンシブ
もくじ上、記事中、記事下にはレスポンシブ広告を設置します。
レスポンシブ広告とは、
記事を読むデバイスに合わせて最適なサイズに自動調整される広告
のことを指します。
記事中で一番クリック率の高くなる、
- 横幅が340px以下のデバイス→『レクタングル中』
- 横幅が340px以上のデバイス→『レクタングル大』
に自動調整させるため、
オリジナルのアドセンスコードに一部コードを追記をして
独自にカスタマイズしたコードを使用します。
レスポンシブ広告の設置箇所
もくじ上はもくじ上に。
記事中は見出し1の本文最後に(見出し2の直前)、
記事下は最後の見出しの本文の後、
関連記事など内部リンクが表示される手前に設置します。
またレスポンシブ広告は中央寄せで設置します。
※中央寄せで広告を設置する方法はこちら。
それに合わせて記事内の画像もすべて中央寄せにしましょう。
レスポンシブ広告の設置数の目安
以前は1ページあたりのアドセンス広告設置数は3枚まで、
という設置数の上限がありました。
現在はその上限は撤廃されましたが、
かといって1ページあたり何個でも広告を設置してよいわけではありません。
読者のユーザビリティを損なうほど多数の広告を設置したり、
クリックを誘発するような設置方法は認められていません。
私のこれまでの経験値だと、記事の文字数が
- 1000文字代なら3つ
- 2000文字代なら4つ
- 3000文字代なら5つ
といったイメージです。
いずれにしても、
機械的に「見出しの後は必ず広告!」とせずに、
記事毎に適切な数を設置していきましょう。
3.関連記事広告
サイトの記事数が増えてきたり、アクセスが集められるようになってくると、
関連記事型のアドセンス広告の使用が解放されます。
この広告を配置することでクリック率の大幅な向上が見込めるため、
関連記事広告が使えるようになったら、既存の関連記事と入れ替えをしていきましょう。
4.アドセンス以外の広告(上級者向け)
ある程度ブログ運営に慣れてきたら、
アドセンス以外の広告使用も試していきましょう。
例えば、X-Lifetなどアドセンス以外でも収益性の大きな
クリック報酬型広告やインプレッション広告が近年では増えてきています。
別途審査が必要だったり広告会社の担当との交渉が必要なケースもありますが、
ブログ運営に慣れてきたら収益源の拡大や分散のために、
色々な広告使用を試していくことをオススメいたします。
(情報は随時更新していきます)
広告も「実験思考」が大切
広告を運用していく際には「実験思考」が大切です。
日々クリック率や収益性を確認して改善に取り組んでみたり、
最新の情報に触れるための努力も欠かさない方がいいです。
高いレベルで収益化ができていそうなブログを見つけ、
そのブログの広告配置等を参考にするのも大事ですね。
Googleを始めとした広告代理会社も日々進歩を続けていますし、
その都度で効果的な広告の種類も配置方法も変わっていきます。
なので一度広告を配置したらそれで終わりではなく、
常に状況は変わるものという前提を持ってブログ運営に取り組んでいきましょう!