最近、ダイレクト出版というマーケティング会社(ネットビジネス歴長い人にとってはお馴染みですね)の有料のセミナーで勉強させてもらってるんですけど、一番印象的だったことが、

「これはテストした結果、こう判断しました」

っていう言葉が出てくる数の多さが半端じゃないなということです。

例えば「ヘッドのコピーは色々とテストした結果、このパターンが一番反応が良いとわかった」とか。

「リスト獲得をメルマガで取るパターンとLINEで取るパターン、両方テストしてみたら、ビジネス系の発信の場合はLINEよりもメルマガの方が数字が良いとわかった」とか。

ダイレクト出版に限らずですが、オンラインビジネスで上手くいっている人って、基本的に自分が行う全ての行動を「テスト」だと捉えて、その結果をもとに改善していくことが習慣になっているんですよね。めっちゃ高いレベルで。

逆にイマイチなのは、やってみないとわからないことを、最初からロジックだけで判断しようとすることです。

それこそ「メルマガでリストを取るべきかLINEの方がいいのか」についても、最終的にはやってみないとわからないことなんですが、「メルマガとLINEの双方の特徴について列挙して思案してみよう…」みたいに考えまくっていても答えなんて出ないんですよね。

だったら、とりあえず仮説を立てて、実際に行動に移して結果を見て判断していく方が、早く結果につながっていきます。

そもそも、ネットビジネスの最大の特徴の1つが「テストがしやすい」点です。

もし店舗などのリアルビジネスだったら、新店舗を恵比寿に出そうか新宿に出そうか、とりあえず1ヶ月ずつ両方に出してみてテストしてみよう!なんてことは常識的にできないですよね。

でも、ネットビジネスだったら広告の配置とか、コピーの書き方とか、売り方の導線とか、ありとあらゆるビジネス上の施策を簡単にサクッとテストすることができます。

それにビジネスって絶対の正解はないわけですから、行動を起こす前から唯一の正解を求めて、考えて考えて考えすぎて…、結局何も行動を起こすわけでもなく時間ばかりが経過していくというのは、めちゃくちゃもったいないことです。

だからこそ、仮に実践してみたことが上手くいかなくても「精度を上げるためのヒントを得た」ことになりますし、こじつけでも何でもなく、ポジティブに捉える以外の選択肢がないんですよね。

逆に「最初から全部うまくいく」なんてことは普通に考えたらあり得ないので、そういう奇跡を期待するよりも、とにかく試行回数を増やして、最終的なビジネスの精度を上げていくと考えちゃった方が、ロジカルですし精神的にも健全です。

ということで、ビジネスはテストの連続と捉えて、今日も明日もどんどんテストをしていきましょう!