ストレスと聞くと悪者のイメージが強いですが、実は良いパフォーマンスを発揮するために「ストレス」は必要不可欠なことが証明されています。

心理学の分野で「ヤーキーズドットソンの法則」として知られているもので、ネズミを使った実験結果から発見された法則だそうです。

その法則がこちらのグラフで↓

・ストレスがなさすぎたりストレスが強すぎる場合は作業効率が極端に低下する

・適度なストレスが作業効率を最高に高める

という結果が示されています。

これは人間も同じで、パフォーマンスとストレスには相関関係があると言われています。

そしてビジネスの世界で成果を出している人もやはり、この「ストレスを利用する」ことが上手な人が多いと感じます。

ここでいう「ストレス」とはペナルティのことを指すのですが、例えば

・給料が50%減るとか
・夕食抜きになる

などなど、うまく行かないと課せられる罰がある状態ということですね。

よく副業でビジネスを始めた人が、副業時代はどうにか時間をやりくりしてバリバリビジネスを進めていたのに、会社を辞めて独立したらサボりがちになってしまうという例が多いですが、それはまさに

・会社員時代は限られた時間で1記事仕上げなければ

睡眠時間が減る
1円も稼げない=このまま辛い会社員生活が続く

というストレスがあったから。

会社を辞めた途端にストレスがなくなってしまうのでパフォーマンスレベルが低下してしまう、ということです。

じゃあこの法則を活用して、常に良いパフォーマンスを発揮するにはどうしたら良いかというと

・ストレスを自ら作り出しにいけば良い

ということになります。

やらなかったら自分に降りかかるストレスやペナルティを、自ら積極的に設定する。

「うまく行ったらご褒美として〇〇をする」を考える人は多いですが、その逆をやっている人はかなり少ないのではないでしょうか?

※ご褒美よりもペナルティの方が強い動機づけになることも証明されています。

ですが実際、コンサルをしていると成果を出す方は自然とこれができている場合が多いことも事実です。

例えば、

・コミュニティ内で必達目標を宣言する

達成できなかったらかっこ悪い、言ったからにはやらなくてはというストレスを作る

・コンサルの際に必ず次の音声予約とそれまでに終わらせる課題を設定する

相手の時間を押さえているのだから終わらせなければ、というストレスを作る

といった感じですね。

初心者の方だったり、結果が伸び悩んでいる方、ここをブレイクスルーすれば一気に成果が出そうなのに、という方にはこちらから提案・設定することもあります。

特に

・自分以外の第三者を巻き込む
=他人に迷惑をかけたくない

という感情が一番良いストレスになりますので、ぜひコンサルやコミュニティの環境を活用して自分のパフォーマンスを自分でコントロールする、ということを意識されてみてください。