昨日の作業会の時にも話した内容ですが、コンサルをしていてグングン伸びていく人と、ちょっと伸び悩んでしまう人の差を考えた時に「成功していく人は悩まない」という点があるんじゃないかなーと思います。
まず「悩む」という行為は、それだけで膨大なエネルギーを消費します。
仮に自分の手持ちのエネルギーが100だとしたら、そのうちの50を悩むことに使ってしまうと、未来を変えるための建設的な行動や思考に使えるエネルギーが50しか残らないことになります。
でも悩んでいない人は、100のエネルギーをフルで使えるようになりますよね。
例えば、「私は本当に幸せになれるのだろうか」とか「ビジネスで成功しても、長期的に成功し続けることはできるのだろうか」って、悩んだところで結論が出る問題ではないですよね。
そういうことを考えてエネルギーを浪費している間に、悩まなくていいことで悩んでいない人は「集客数を増やすにはどうしたらいいか」とか「上位表示されるための記事の書き方」や「既存顧客からの売上を伸ばすためにどんなファネルを作ればいいか」とか、成功するために必要なことにだけエネルギーを使っているのです。
それに「答えが出ない悩み」って、単純にエネルギーが50減るだけじゃなくて、ジワジワと精神を蝕んでいくので、ポケモンやドラクエの毒状態のように、毎秒ヒットポイントが減っていくイメージです。
それだとエネルギーをフルで使える人にはどうしても太刀打ちできません。
じゃあ、悩んでいない人はどうしているかというと主に2つが考えられます。
・悩む必要がないことに悩まない
・わからないことはすぐ人に聞く
この両者ですね。
1つ目の「悩む必要がないことに悩まない」ですが、世の中には悩んでいても仕方のないことや、考えたって答えが出ないことはたくさんあります。
よく「本当に私でも成功できるのだろうか」という声を聞きます。
ただそれを考えていたって答えが出るものでもありませんし、そんなことに悩んでいるくらいだったら、成功するために必要なアクションをとにかく増やしていく方がよっぽど効果的です。
「自分には東大合格なんて無理なんじゃ…」と悩んでる暇があったら、1個でも多くの英単語や化学式を暗記した方がいいですからね。
また「ビジネスで成功したら、家族とか友達とかと話が合わなくなるんじゃ…」みたいに未来のことを今から不安がっていても意味がないというか、それも結局ただの妄想なわけですから、考えたって仕方ないことを考えても、エネルギーと時間の無駄だと僕は思っています。
「明日交通事故にあったらどうしよう…」なんて思っても仕方ないのと同じです。もちろんリスクを考慮して事前に対処することはした方がいいですが、それと「悩む」のは別問題ですからね。
2つ目の「わからないことはすぐに聞く」ですが、上に挙げた「集客数を増やすには」とか「上位表示させるには」とか、そういった「考える必要のあること」については、自分の頭で考えるのも大事ですが、自分の頭だけで考えていても、今の自分以上の発想やアイデアにはありつけません。
その場合、コンサルを受けているのであれば、コンサルの場で相談をした方が遥かに効率が良いですよね。
例えば、このコラムを書いている間にも「プロフィールを書く時に気をつけるべきこと」や「通話クロージングのオファーのタイミング」や「LPを作る際に使うツール」など、色んな相談がチャットに届いています。
自分で考える力を身につけるためにも、人に聞いて相談して意見を交換していくほうがコスパが良いですよね。
同様に「本を読む」とかも効果的です。
例えば、最近読んだ本に「新しい習慣を身につける際には既存の習慣と結びつけるといい」と書いてあったのですが、これを読むだけで「習慣化ができない」という悩みは解消されます。
健康のために水をたくさん飲んだ方がいいのはわかるけど、なかなか飲むことができない。
それならトイレに行った直後に水を飲むことを徹底すれば万事解決みたいな感じです。
1つ目の「悩まなくていいこと」についても、2つ目の解決法(人に聞く)を使えば、「あ、これは悩まなくていいことなんだな」と理解ができ、スムーズに建設的な行動に移行することもできます。
人生は長いようで短いです。
悩まなくても良いことにウダウダと悩んで、貴重な時間を浪費してしまうくらいであれば、その時間をもっと有意義なことや楽しいことに使った方がいいでしょう。
「自分は成功できるのか」と30分悩むくらいであれば、その30分で呪術廻戦を2話見た方が人生はよっぽど素敵になります。
ということで、「成功する人は悩まない」という考え方、ぜひ大事にしていただければ!