#PROコラム021
【価値につながる個性を見つけよう】
さてさて。
最近また情報発信の活動をリスタートさせるメンバーが多く、日々コンセプトやサイトTOP、メルマガバナー〜ステップメールなどの添削をしています。
そこでかなり多くの方に共通してお伝えしていることがあるのでこちらでもシェアしますね!
それが「機能的な価値をきちんと伝えよう」という点です。
以前ノジーさんからも「機能的な価値を伝える際の4つの要素」というコラムがありましたが、私達はビジネス=モノを売ることをしているので、機能的な価値の訴求はマストになります。
ファンを作りたい、誰かの心を動かしたい、いいねがたくさん欲しい…etc
シンプルにただ発信者としてのインフルエンスを高めたければ、理念や想い、理想とするライフスタイルや自分の過去を語るだけでも全然OKです。
ですが、私達はなぜサイトを作り、集客をして、メルマガを設置しているかというと「商品を買ってほしいから」ですよね。
だとしたら少なくとも
①自分が販売している商品の分野の人だと認識してもらう
(ブログの人、YouTubeの人、お出汁の人、英語の人etc)
これは最低限超えていなくてはいけないハードルです。
更に自分の商品を買ってもらいやすくするには、
②自分が販売している商品につながる、自分ならではの価値を認識してもらう
これが重要になります。
例えば
・RIZAP=ジム(①)だけではなく、結果にコミットするパーソナルジム(②)
・R-1=ヨーグルト(①)だけではなく、風邪とかインフルになりにくい、なんか免疫力アップしそうなヨーグルト(②)
・WILKINSON=炭酸飲料(①)だけではなく、炭酸の刺激がめっちゃ強い炭酸飲料(②)
などなど。
先日安部さんのセミナーでも「あなたを一言でいうと何の人?」という質問がありましたが、これは「自分が提供している商品やサービスの価値につながる特性を一言でいうと」という意味です。
ブログや物販などで言えば、ただのブログ・物販の人ではなく、
・maiさん=完全外注化で収益が安定しているブログの人
・Juriさん=他社広告で収益性アップのブログの人
・たつさん=1つのブログで200万円とか稼いでるヤバい人
・高村さん=完全自動化で自分の手を動かさずに物販で稼いでる人
などなど。
私やノジーさんならただネットビジネスをしてる人だけではなく、マーケティングやブランディングでネットビジネスで稼いでる人、だったりします。
こういった、自分の商品の価値につながる機能的な価値をぜひもっと意識的に伝えていきましょう。
#NSはライフスタイルを提示するのがとても上手な人が多い反面、ご自身の機能的な価値やその見せ方に対してはあまり意識を向けてないメンバーが多いように感じます。
人はライフスタイルやワークスタイル、その商品が見せてくれる未来に惹かれてファンになりますが、実際何にお金を払うかといったら「自分にその変化を与えてくれる商品の機能的な価値」に対してです。
そしてこれは特に認知がない、ファンが少ない情報発信初期ほど意識してほしいポイントです。
先日、4つのマッサージ店のネーミングを例にしたワーク式のコラムを配信しましたよね。
その時のみなさんの答えを覚えていますでしょうか?
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1.ほぐリラ:一番人気。どの属性の人にもまんべんなくポイントが高かった。
2.KOKOKARA:一番微妙。よくわからない。
3.ほぐしの達人:サービスはイメージしやすい。が、安かろう悪かろうの連想で自分のためのサービスじゃないと感じる人が多い。
4.ふくらはぎ専門店:マッチする人の熱狂度(購入意欲)は非常に高い、一方でマッチしない人は箸にも棒にもかからない。
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個人として情報発信していく、そして高価格帯の商品を販売していくなら、1.ほぐリラか2.ふくらはぎ専門店になろうというお話をしました。
なぜなら「何をやってる店か一瞬で分かる」「ターゲットをめちゃくちゃピンポイントに絞って、そこに専門的な価値を提供している」からでした。
ではほぐしの達人とKOKOKARAが悪いかと言ったらそんなことはありません。
シンプルにビジネスのステージが違うんですよね(優劣ではありません)。
ほぐリラは横浜に2店舗、ふくらはぎ専門店は大阪に1店舗しかお店を構えていません。
一方で、ほぐしの達人は全国に48店舗、KOKOKARAは全6店舗ですが医療機関が運営していて「ベストマッサージ100店」にも選ばれています。
これをネットビジネスで例えると、
ほぐしの達人は著名人×低単価のビジネスサロンのようなものだったり、Xサーバーがブログ収益化に関する記事を書いて、自社サーバー契約のアフィリ(低単価)で収益を上げているようなもの。数で勝負ができる(orしたい)人の戦い方。
KOKOKARAはGoogle出身とか、はあちゅうみたいなその人自身にユニークな経歴や知名度がある場合に使える戦い方です。
こういったステージの人たちは別に自分が提供しているサービスがわからなくても、何やっている人かを伝えなくても売れますよね。
でも、知名度がない。規模の経済も使えない無名の一個人が戦うんだったらやはり「自分=〇〇な人」という、商品の価値につながる自分の個性をもっと全面に出していくべきです。
それがほぐリラ、ふくらはぎ専門店の戦い方です。
ぜひ機能的な価値を伝えること=悪
ファンになってもらう=ライフスタイルや理想の未来だけを伝える
といった思考に陥らず、「商品を売る」というゴールを見据えたバランスの良い発信をしていきましょう!