ブログ収益化に取り組む際には、
最低限理解しておきたい用語があります。

主にアクセスの分析などに使う用語を解説していきますので、
ぜひ日々の集計に役立ててください。

見積もり収益額

「見積もり収益額」は、文字通り収益の見積もり金額です。

GoogleAdSenseのホームページでは、
複数の一定期間の収益金額と残高を確認する事ができます。

【見積もり収益額の計算式】

見積もり収益額=PV×ページCTR×クリック単価

見積もり収益額の計算式は何通りかありますが、
ひとまずこの式で覚えておけばOKです。

正確な収益額が確定するのは各月末になるので、
それまでの暫定的な金額としてご理解ください。

PV(ページビュー)

PVとは、アクセス数のことです。

何ページ読まれたのかを表す指標です。

100ページ読まれたのであれば100PVと表現します。

imp(インプ)

imp(Impression)というのは、広告が表示された回数のことです。

つまり、インプレッション数が多いほど、
多くの人に広告を見てもらったということになります。

広告効果測定の指標として、また広告出稿価格の指標等に用いられます。

ページCTR(ページシーティーアール)

ページCTR(Click Through Rate)とは、広告のクリック率のことです。

ページの閲覧回数から、
どれくらい広告がクリックされたかを導き出した数値です。

【ページCTRの計算式】

ページCTR(クリック率)=クリック数 ÷ ページビュー数

ここが高いほど収益が上がりやすいので、

広告設置を見直しながら高い水準を目指していきましょう

CPC(シーピーシー)

CPC(Cost Per Click)とは、クリック単価のことです。

広告が1回クリックされるたびに発生する収益の指標です。

【CPCの計算式】

CPC(クリック単価)=広告の収益額÷クリック数

サイトの表示される広告は自動的に設定されるため
基本的にはこの数値をこちらで調整することはできません。

ただ、複数社の広告を使うなどの方法で
1社のみの運用よりも単価の変動の影響を受けにくくすることは可能です。

RPM(アールピーエム)

RPM(Revenue Per Mille)とは、
広告もしくはページが1,000回表示された場合に推測される見積もり収益額です。

Google AdSenseなどの管理ページで使われている表現です。

RPMには

  • インプレッションRPM
  • ページRPM

この2つがあります。

Google AdSenseの公式ページでは、

  • インプッションRPM:広告1000回表示あたりの収益額
  • ページRPM:1000PVあたりの収益額

と解説されています。

「このページが1,000回表示されたら、このくらい儲かるかな」
「この広告が1,000回表示されたら、このくらい儲かるかな」

という、
あくまでも見積もり額であり、実際の収益額ではありません。

一般的によく使われるのはページRPMの方です。

【ページRPMの計算式】

ページRPM=(見積もり収益額÷PV)×1000

この数値が高いほど、効率の良いサイトだと言えます。

詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

・RPMの基本&複数社の広告を使うときのRPMの見方

CPM(シーピーエム)

CPM(Cost Per Mille)とは、
広告1,000回表示された場合に推測される収益です。

インプレッション単価とも呼ばれます。

基本的な意味はRPMと同じですが、
会社によって管理ページで使用される言葉が違うので紹介させていただきます。

CPMは、GOOD LIFEやi-mobileなどの管理ページで使われている表現です。

Google AdSenseには、
クリックによる収益の他にもインプレッションによる収益も存在します。

つまり、
インプレッション単価とは広告が表示されたことによる収益を表します。

広告を出稿している広告主は、クリック以外にも
1000回のインプレッションに対しても入札することが可能で、
「広告が1000回表示されたらいくら支払います」という契約をすることができます。

クリックがされていないのに
アドセンスの収入が発生していることがあるかと思いますが、
(見積もり収益1円とか2円とか)
その数円単位の収益はインプレッションによる収益です。

クリックによる収益と、
インプレッションによる収益の合計が総収益ということになります。

正確にはエンゲージメント※による収益も存在しますが、
基本的はクリックとインプレッションなので割愛します。

※広告の上にマウスが2秒以上乗っているなどの、閲覧者の積極性が見られるときに発生

eCPM(イーシーピーエム)

eCPM(effective Cost Per Mill)とは、
広告が1,000回表示された場合に推測される見積もり収益額(期待値)です。

こちらも基本的な意味はRPMとほぼ同じですが、
会社によって管理ページで使用される言葉が違うので紹介させていただきます。

Zucksなどの管理ページで使われている表現です。

「この広告が1,000回表示されたら、広告費はいくらになるかな?」
といったな予想金額的な意味合いで使われます。

RPMは、
広告の表示1,000回もしくはページの表示1,000回あたりの予想金額
という2つの解釈がありますが、

eCPMは広告の表示1,000回あたりの予想金額です。