僕がちょうど副業を始めた時に読んだ自己啓発本に書いてあったことが、すごく価値観崩壊させられたんですけど、それが「どの情報に共感するかを自分で選びなさい」というものでした。

もっとストレートに言うと「成功している人の発言に共感して、うまくいってない人の発言には共感してはいけない」というもので、この思考との自分にとってもう革命的すぎましたね。

例えば、僕がブログを始めた2013年ごろからずっと「ブログはオワコン」とか「アフィリはオワコン」と言ってる人はいました。(今に始まった話じゃないですね!笑)

ただその一方でしっかり何年間にも渡って大きな成果を出し続けている人もいるわけで、みんな自分の言いたいことをさもそれが説得力のある一般論であるかのように語っているわけです。

では、これからブログで成果を出そうとしている人が、「ブログはオワコン」と言ってる人の言うことと、ブログで実際に成果を出している人の言うことのどちらに共感したほうがいいかというと、当然ながら結果を出している人の言うことだと思います。

そして大事なことですが、「今の自分で共感できる情報」ばかりインプットしていても、そこに成長はないですし、今までの自分の枠組みを超えた成長や成功は期待できません。

今の自分では受け入れられなかったり、抵抗があるような情報にこそ、今の状況を変えていくための価値があるわけですし、その「差」をいかに埋めていくかが大事だと思うんです。

だから、本を読んだりしてても「うーん!よくわからん!」とか「これは違うと思う!」と思えたことの方が、案外めちゃくちゃ大事だったりするわけですね。

基本的に人は弱い生き物ですから、うまくいかない時に自分の現状を正当化しようとしたり、自分以外の外的要因のせいにしようとするものです。

そして、それにまたうまくいかない人が「そうそう!」と共感して気持ち良くなるという負のスパイラルが巻き起こるわけですが、その傍らで成功していく人は既に自分よりも高いステージにいる人の情報を採用して、積極的に共感しているわけですね。

結局は全ては捉え方次第で「日本死ね」とブログに書く人もいれば「この世界って最高!」と思って暮らしてる人もいるわけです。

じゃあ、どうすれば人生が楽しくなるかというと、普通に人生を楽しんでいる人に共感してみるってことだと思うんですね。

共感っていうと受動的な概念に思えるかもしれませんが、まずは意識的に「どの情報に共感するか」を能動敵に選択してみる。そういうところから主体的に生きてみるのが人生を変えていく近道じゃないかと。