前々回のコラムで「稼ぐにフォーカスする」という話をしましたが、もう少し具体的に言うと、全ての行動を「成果を出すこと」から逆算しようという話になります。
例えば、今期からPROコースに入ってくださったメンバーは、今ターゲット設定や、人生の棚卸、コンセプト作り、商品設計などを頑張っている方が多いと思います。
ただその際に個々の作業が「ターゲット設定をすることが目的」みたいになってしまうと意味がありません。
・ターゲット設定をする
・人生の棚卸をしてコアを発掘する
・そのコアやターゲットを元に理念を作る
・商品のラインナップを考える
その全てのアクションは「ビジネスで結果を出す(=売上を伸ばす)」ための戦略として機能していないといけないですよね。
つまり、ターゲットを考える時も「誰をターゲットにしたら自分の売上が伸びやすいだろうか」という視点を持たないと、作業のための作業になって終わってしまいます。
また商品販売後のフェーズにおいても「顧客に価値を提供する」ことは当たり前に大事なことですが、そこも「どう価値提供をしたら更なる売上(口コミやリピート、紹介等)に繋がるかという視点が欠けてしまっては、それではビジネスとは言えません。
BASE-UPコースのブログ収益化メンバーも全く同じです。
もちろん広告収入を増やすためのステップとして「毎日ブログを書くこと」や「継続すること」を目先の目標として設定するのはとても大事なことだと思います。
ただ、当然ながらそれ自体が最終的なゴールではありませんし、目先のゴールの背景にある最終的な目標(=結果を出す)が頭に入っていないと、努力の効率が悪くなってしまったり、物事の優先順位の付け方がイマイチになってしまいます。
・ネタ選定が上手になること
・質の高い記事を書けるようになること
・記事の更新数を増やすこと
これらは全て「結果を出すため」のアプローチにすぎなくて、「質の高い記事を書くこと」がゴールではないですよね。
週末のセミナーでもHitomiさんから速報系の記事の質と記事作成時間の話もありましたが、その辺りも「結果を出すことがゴール」という前提に立てていれば、すんなりと主張も腑に落ちるはずです。
稼ぐことにフォーカスすると頭ではわかっていても、実際の作業に落とし込めていない人は案外多いです。
だからこそ、目の前の作業に没頭する際にも「売上を増やすために」という意識をぜひ持つようにしてください。
それだけで、取り組み方、考え方、意識の仕方。諸々が劇的に変わっていきますよ。