僕の周りの起業家さんたちを見ていると、1つのことで上手くいったら、別のことをやってみても同様に上手くいっているケースがほとんどです。
例えば、ブログで成果を出した人が、物販を始めたときも同様に成果を出していたり。
輸入ビジネスで結果を出した人が、情報発信を始めても同様に上手くいっていたり。
あるいはビジネス全般で収益化に成功している人が、次に投資をやり出しても上手くいったり。
要は人生において「勝ち癖」がつくと、あらゆるシチュエーションでも勝つための行動が取れるようになるわけですね。
学生時代の受験勉強や部活動、会社のプロジェクトなどで成功体験がある人は「自分はこれくらい努力すれば、これくらいの結果が出せるものだ」と感覚的に理解できるようになりますし、受験勉強を1日12時間頑張ったことがある人は、ビジネスをやっても1日12時間くらいは余裕で頑張れるものでしょう。
逆に今までの人生で勝ち癖がついていないと、そもそも努力や変化に対する耐性がついていなかったり、自分自身を信じることができずにすぐに諦めてしまったり、あるいは新しいことを学び自分を成長させるということが、どういうことかそもそもわかっていなかったりする可能性があります。
そうなると、自ずと成功していく人よりも、努力の量も質も下がってしまいます。
つまり勝ち癖がある人の「普通」のラインと、負け癖がついてしまっている人の「普通」のラインが全然変わってくるので、それだけで負け癖がついてしまっている人は不利になってしまうのです。
勝ち癖がある人の「これくらい頑張れば合格かな」と考えるラインよりも、負け癖がついてしまっている人の「これくらい頑張れば合格かな」と考えるラインがとても低いとなると、両者が同じ感覚でずっと進んでいけば、当然のことながら差はどんどん広がっていってしまいます。
じゃあ、今までこれといって勝ち癖をつけてこれたわけではない人はどうしたらいいのかというと、まず今から取り組むビジネスで確実に成功体験を積んでいくしかないと思います。
8/1の#NS通信で「自分を最底辺だと思うようにする」と書きましたが、その理由もここにあります。
自分がもし本当に優秀な人(勝ち癖がついてる人)だったら、ストレートに東大に入って在学中にハーバード大学やらスタンフォード大学やらに行って、そこで何か優秀な成果を出して、在学中に立ち上げたビジネスを早々にバイアウトして、今頃は3代くらいかけても使い切れないほどのキャッシュを手にしているはずです。
でも現実は世界でせいぜい200番目くらいの大学の真ん中か、それよりもちょっと下くらいの立ち位置で、自分の望むような会社にも入れなかった程度のレベルのスペックだから、誰よりも頑張らないと結果なんて出るわけない…的な思考ですね。
つまり、自分の基準値を高くするのと、「これ以上は負けられない」と意識づけるための「最底辺思考」です。
ということで、まずは小さくてもいいから成果を積み重ねていくこと。
結果を積み重ねるプロセスを通じて、確実に勝ち癖をつけていきましょう。そして「自分は負け癖がついてそうだな」と感じたなら、その連鎖を#NSで断ち切るつもりでこれから頑張っていきましょう!