後ほど配信される約1ヶ月ぶり(!)の表メルマガでもお伝えしてることですが、ノジー流の「苦しい時の乗り越え方」の2つ目は「もっと苦しい世界と比べる」です。
メルマガでも書いてますが、僕は職業系のマンガが好きで『左ききのエレン(広告業界)』や『バクマン(漫画業界)』、『ラジエーションハウス(臨床技師)』なんかはよく読んでますし、自分でビジネスをしようと思った理由の1つが『宇宙兄弟』でした。
で、インターネットビジネスってよく「簡単に稼げる」系のコピーで表現されることも多いので、「特に努力はしたくないけど楽して稼いでみたいな〜」という人もたくさんいるんですよね。
そんなヌルい人が多いフィールドにおいて、国民的ヒットを狙う漫画家や、火星を目指す宇宙飛行士、世界的な賞を獲りたい広告マンのごとき基準値で仕事に向き合ったら、それだけで絶対的な差別化になるんですよね。
ちょっと話はそれましたが、要はビジネスを実践していて「辛い」とか「挫折した」と感じることがあったとしても、もっと高い次元で戦っている人たちと比較した場合、本当に「辛い」と言えるのだろうか…と思うんですよね。
それこそ『半沢直樹』だと登場人物の銀行員たちが平気で泣き叫んだり土下座したりしてますが、個人のインターネットレベルで土下座をしなくてはいけないような瞬間など、まずやってきません。
しようと思ったこともないし、土下座をしたことがあるという人にも会ったことがありません。
また、一般的な「起業」の場合、本当に挫折をしたら、社員に給料を払えないとか、取引先に何億もの損害を与えてしまうとか、そういうレベルのトラブルも珍しくないわけですし、リアルに死というものがよぎる瞬間もあると思うんですよね。
そう考えたら「運営してるサイトの1つが飛ぶ」とかって、別に挫折でも何でもないですし、大騒ぎするようなことでもないんですよね。
苦しいことがあった時の乗り越え方の2つ目。それは「本当にそれが苦しいことなのか」と客観的に考えてみることです。
一言で言うと「視座を上げる」ということになりますが、あまり大袈裟に捉えすぎてしまうと、客観的な見方ができなくなりますし、悲劇のヒロイン症候群みたいになってしまうとよくないので、冷静に淡々と「今の自分の状況ってそんなにヤバい?」と一歩引いた目で自問してあげるのも大事じゃないかなーと思います。