ここ数日、動画編集に関する発信をされている熊崎さんのターゲットやポジショニングを一緒に考えていたんですけど、結局は「自分がこういう人のためにこういう発信をしたい!」という情熱が一番大事なんだよねっていうところに落ち着きました。

もちろん、ビジネスは顧客志向が大事ですし、市場において競合を分析しながら、自分が勝負できるポジションを見定めていくことは超大事です。

また、ビジネスの細部においては、自分の好き嫌いよりも、客観的な顧客思考を重視する方が上手くいき安いです。

例えば、メルマガに使うWordingだったり、サイトのビジュアルイメージを決める際なんかも「自分はこっちがいいと思ったから!」ではなく「自分のターゲットだったらこちらを好むだろう」とか、「訪問者に自分の望む行動を起こしてもらうにはこちらが適切だろう」という意識が求められますね。

ただ、そうしたことの根底には、やっぱり自分のパッションがあるべきなんですよね。

自分はこういう活動をしていきたい!
自分はこんな人の力になりたい!
自分はこれをビジネスにしていきたい!

その情熱があった上で「じゃあ、それで上手くいくにはどうすればいいんだろう?」というフェーズにおいて、客観的な思考なんかを色濃くしていけばいいと。

もちろん、あらゆるビジネスにパッションが必要だと言いたいわけではありません。

それこそ「とりあえずお金を稼いでみたいから、初心者でも難易度が低そうなトレンドブログをやろう」とか「これから高齢者がますます増えるから、そこにビジネスチャンスを見出そう」とか「唐揚げ屋の開業ブームだから、そこで何かができないか」とか、そういう考え方でビジネスをやることも全然アリだと思います。

ただ、「〜すべき」とか「〜した方がいい」、「〜の方が売れる」とか、いわゆる客観的思考にハマったことで、八方塞がりになってしまったり、何をすればいいのかよくわからなくなってしまったら、1回自分の原点に立ち返ってみるといいですね。

自分が最もパッションを持てることは何なのか。

もちろん「自分!自分!」ではビジネスは結果が出ませんが、自分の熱量が一切ないと、それはそれで推進力も生まれないし、ビジネスも進んでいきませんから。