さっきノジーさんとチャットをしていて、ノジーさん最近動画撮影用に一室を改造して機材やらデスクやらを購入したらしいんですね。
で、その部屋のことをすっごいナチュラルに「動画収録スタジオ」って名付けて呼んでいました。
「今日、動画収録スタジオの機材が届きました」みたいに。
私は実際にその一室を見たことがあって、世間では書斎と呼ばれるようなごく普通のスペースなのですが、こうやって「動画収録スタジオ」って呼ばれるとどうでしょう?
動画撮影のための機材が整った特別な専用部屋
のように感じませんか?
これはマーケティングコミュニケーション上のめちゃくちゃ有効な手段の一つなのでぜひ皆さんもマネしてください。
オリジナルな表現をすることで、そのものに特別な付加価値をつける
という「ネーミング」ですね。
みなさんが知っているわかりやすい例で言えば、ちょっと前まで日本の液晶テレビってすごく勢いがありましたよね。今は見る影もありませんが。
そんな日本の液晶が世界レベルで売れまくっていたとき、SHARPが自社の液晶テレビを何て呼んでいたか覚えている人はいますか??
・・・・・・
世界の亀山モデル
です。
これ、めっちゃ面白くないですか??
なんか響きもダサいしそもそも亀山ってどこだよ、ってなるし、そもそも液晶テレビなんて絶対どこかしらの工場で作られてるからどのメーカーだって「世界の〇〇モデル」って付けられるんですが、SHARPは日本の三重県にあるSHARPの亀山工場で作られてるってことを価値にしたんです。
(他のメーカーは海外工場メインだったので)
自社の液晶をただの「SHARPが作る液晶テレビ」ではなく「世界の亀山モデル」っていう名前をつけて付加価値をつけたんですよね。
当時の家電量販店ではSHARPの液晶テレビにズラーっと「世界の亀山モデル✨」シールがめちゃくちゃ目立つように貼られて「液晶といえばSHARP」みたいなポジショニングがされていました。
これを私たちのビジネスで考えてみるとどうでしょう?
例えば私が情報発信を始めたとき。
私の商品は「ブログ収益化」のコンサルでしたが、ただブログ収益化コンサルと言っても一般的で価値を感じてもらいづらいです。
でもそれを
1年間放置でも30万円の収益を生み続けた「資産型ブログ構築術」
って言ったらただ「ブログ収益化コンサル」って言われるよりも価値があるものに感じませんか?
「ほったらかしブログ術」
とかでも良いですよね。
他にも「情報発信コンサル」ではなく「高額商品が勝手に売れていく、YUME式セールスファネル構築術」って言ったらどうでしょう?
これは製品のネーミングだけではなく、「考え方」「ステップ」あらゆるモノに使えます。
例えば先日YUIKOさんのメルマガ添削をした際のBefore Afterですが↓
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Before:
実はオンラインで自分のコンテンツを売るために大切なのは
「いきなり売らない(宣伝しない)」
という事なんです。
After:
基本的に私たちのような個人ビジネスにおいては
・売り込まずに買ってもらう
そのために
・自分の商品の必要性を感じ買いたくなってもらう
・その可能性が高い人だけを集めてくる
という流れをいかに作れるかが大切です。
私の講座ではこの「集客→教育→販売」の流れを「自然と売れてく3ステップ」と呼んでみなさんにまず一番最初にマスターしてもらっています。
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DRMでは一般的な「集客・教育・販売」の流れのことを「自然と売れてく3ステップ」とYUIKOさんならではの特別な呼び方で定義してもらいました。
そうすることで「この人の元で学んだら他では学べない、特別なこんなことが学べるんだ」という認識を持ってもらいやすくなります。
つまりただ
・集客・教育・販売のコンサル
・ブログ収益化コンサル
・情報発信コンサル
が受けられたら良いのではなく
・YUIKOさんから
・YUMEから
学びたい!と思ってもらえるようになります。
ということで、ふとした雑談から思い出したのですが、ネーミング=価値の定義の重要性、ぜひ頭に入れてあらゆる場所のライティングで活用してください。