ビジネスの世界で生きていくと決めたのであれば、「努力をしたからといって必ず成功できる保証はない」という価値観を持たなくてはいけません。

ビジネスの世界以外でも、会社の仕事でもあるいはスポーツとかでも言えることですが、「努力をすれば必ず結果が出る」ことは普通はありません。

もちろん「コツコツ頑張り続ければ、いつか成果が出るはずだ!」と自らの心を奮い立たせて、日々の実践を重ねていくことは大事な心構えです。

ただ「頑張っていれば必ず成果が出る」という思いが、日々の実践から創意工夫を奪ってしまったり、考えることを放棄することに繋がってしまうのは、とても勿体無いですし、それだと成功からどんどん遠ざかってしまいます。

だからと言って、努力が全く無意味かというとそうではなくて、何かを成し遂げる上で「努力をすること」は絶対に不可欠な要素となります。

努力をすることは成功を約束するわけではありませんが、成長を約束してくれます。

例えば、ライティングやマーケティングといった現実的な技術を習得することができたり、あらゆる知識を身につけることができたり、思考力や閃き力を養うことができたり、あるいはマインドが鍛えられて自分に自信を持てるようになります。

それらは成功を必ず約束してくれるものではありませんが、成功するために必ず必要になってくるものです。

つまり、ビジネスにおいて努力をすることの意義は「少しでも成功しやすい状態になること」にあるのだと僕は思っています。

だからこそ、誰よりも結果にコミットして努力している人は成果が出るものですし、努力が不足していたり(本人的には努力してるつもりでも実際は全然だったり)、あるいは「ただやっていればいい」というモードになってしまい、思考停止になってしまう人は、当然ながら成果が出にくくなってしまいます。

最初に「努力をしたからといって成功する保証はない」と書きましたが、それでもスモールビジネスの世界は、この世の中で最も努力が報われやすい領域であることは間違いないです。

何のバックボーンも持たない個人が、努力だけで年商2000万円、3000万円、5000万円、、、1億円、あるいはそれ以上と目指せる世界って基本的に希少すぎますから。

ということで、成功する自分になるための最も効率の良い手段としての「努力」をみんなで頑張っていけたらと思います。