至る所で言われている話ですが「知っている」と「できる」の間には越えられない差があります。
少し勉強をして最低限の知識を得れば「知っている」ところまではいきますが、その知識を使いこなせるレベルまで達して「理解する」ところまで行くことは難しく、それが「自分でできる」ところまで行くにはかなりのハードルを越えないといけません。
例えば、DRMっぽいセールス手法でプロモーションをしたり、見よう見まねでネット上でセールスの自動化に取り組んでいる人はたくさんいます。
ただ、その全員が同じような成果を出しているかというと、当然ながらそんなことはありません。
その差こそが「知ってる」と「できる」の差なのだと思います。
あるいは「できる」ようになったけど、その後のインプットや思考の擦り合わせを怠ったばかりに「知ってる」レベルまで逆戻りしてしまうパターンもかなり見受けられます。
・基準値
・思考の深さや広さ
・細かい部分でのテクニック
・1つ1つのコピーや語彙
・セールスの流れの組み立て方
・集客手法
・リストビルディング(リストを育てること)
などなど、「知ってる」と「できる」の差を分かつものはたくさんありますが、「知ってる」だけなのに「できる」レベルまで達していると勘違いをして、基準値が甘くなってしまったり、学びが落ちてしまうのは非常にもったいないことです。
だからこそ、僕たちは自分自身の行動だったり、ネット上で散見されるあらゆるセールスやビジネスに対してもシビアな目で見ていかないといけないなと思います。
最近もたくさんの方のセールスやメルマガ、広告集客、ブランディングなどのアドバイスを音声やチャットでさせてもらっていますが、「これ前にも言われたのにー!」とか「これ他の人への音声シェアで言われてたことだな…」とか「これどこかのセミナーで聞いたことあるぞ…!」と感じた方もたくさんいらっしゃるはずです。
実際、皆さんに対して提供するアドバイスで「初めて伝えること」は実際には多くなく、大体がコラムだったりセミナーだったり教材だったり過去の音声コンサルやチャットでの添削でお伝えしていることだったりするんですよね。
それは、みんながちゃんと学べていないとか、知識がないとかそういうことではなく、得た知識を実践の場で活用できるようになるのはそれだけ大変なこと、「知ってる」と「できる」の間には越えられない壁があることの表れじゃないかなーと思います。
もちろん、それは僕自身にも言えることです。
知ってるとできるは違う。だからこそ「知ってる」で満足するのではなく、学びに対してハングリーになり自己研磨を積み重ねていかねばですね。
ということで、ただ学んで終わり、右から左に情報が流れていって終わりにはならないように、気を引き締め直して頑張っていきましょう!